こんにちは、はとぽです。
最近オカメインコのうにと暮らし始めたアラサーオタク女です。
さっそくですが、プラケースの保温に苦戦した話、後半に参りましょう!

前回の要約(クリックして開く)
「プラケースを30度に保温できるようになったらオカメインコを迎えに来てください」
オカメインコを成約したペットショップから出された宿題に舐めてかかった管理人はとぽであったが、パネルヒーターを敷いてもヒヨコ電球を投入してもプラケースの温度は25度にすら到達しないまま、お迎え期限が迫り途方に暮れていた。準備が整わないまま、アドバイスを乞いにペットショップへ向かったが──
第二のピンチヒッター、うさ暖ヒーター
4月4日㈮ ☀【気温】最高16/最低9度
準備ができていないのにお迎えしに行くなんて正気か?
って自分でも思ったのですが、土曜日(お迎え期限日)の天気予報は雨。
雛にかかる負担を考えて、なるべく今日連れ帰りたいと思ったのです……
もちろんショップから「出直して来い」と言われたらそうするつもりでしたが^^;
というわけで、うにさんを預かってくれているペットショップにて

プラケースの温度を30度にするにはこうするしかなくて……


プラケース溶けると思いますよ
で、ですよねーーーーーーーーー!
「こいつにインコ引き渡して大丈夫かな?」って絶対思われただろうな……(恥)
「売れた後のことはどうでもいい」というスタンスのお店じゃなくて良かったと思います。
保温環境整ったら迎えにきてくださいと言っていただいたり、ダメなものはダメと言っていただいたり……助かります。

かくなる上は…… これを入れてみましょう!
ということでご提案いただいたのはこちら☟

うさぎが上に寝そべって使うためのヒーターですね。
38度の面と30度の面が使えるリバーシブル仕様になっています。
これをプラケースの背面にくっつけたらたぶん大丈夫ですよーとのことでした。
ホントかなぁ???
ってちょっと疑いつつ(すみませんw)予定通りうにさんも連れて帰宅することに──

うにさんを連れて帰宅して、大急ぎでヒーターを足したり移したり……
こういうことはお迎え前日までに完璧に準備しておきましょうね(当たり前)
これから雛を迎える皆さまにはぜひわたしを反面教師にしていただきたく……
そして、うにさん、ようこそ我が家へ!!!

パネルヒーター、ヒヨコ電球、うさ暖ヒーターの三面保温体制(+毛布など)
これでようやく安全であたたかい環境ができました…!
うさ暖ヒーターを投入しても30度にならなかったら、わたしはホントどうするつもりだったんでしょうね……
さて、これでようやく必要最低限の環境を整えることができましたが、あくまで「最低限」!
まだこれから改善を積み重ねていくことになります。
不安すぎて眠れない「温度が見えない」問題
うにさんをお迎えして、なんとか30度の保温環境を拵えることができた安心感に浸るのも束の間……
次なる問題には、その夜に気づくことになりました。その問題とは、
夜間の温度が見えない問題
おやすみカバーをかけてうにさんを寝かせた後、プラケース内の温度変化が全く見えない。
体温調節も快適な場所への退避もまだ一人前にできない雛にとっては、温度が上がりすぎても下がりすぎても致命的。
うにさんは夜中ちゃんと眠れているのか?
暑くて羽を広げて苦しそうにゼェハァ言っていないか?
はたまた寒くて膨らんでいないか?
状況が見えない不安で、この日わたしは思いっきり寝不足になりました(笑)
また、夜間だけではなくお風呂に入っている間など、ちょっと目を離さないといけない状況でも不安に陥り……

なんとかしないとうにさんより先にわたしが力尽きる(精神衛生汚染で)
と危険を察知して、次なる対処法を考えました。
4月6日㈰ ☀【気温】最高22/最低13度
(不安で眠れぬ夜を二晩明かし……)急遽注文した秘密兵器が到着!
そのアイテムとは……
SwitchBot 温湿度計プラス~!!

この温度・湿度計、本当に優れものなんです…!!(興奮)
SwitchBot 温湿度計のスゴいところ
1. アプリで24時間温度・湿度が監視できる!
2. 設定した温度以上(もしくは未満)になると通知を出してくれる!
3. 温度変化のログが残るので、夜間の変動も確認できる!

これや!!こういうのが欲しかったんや!!
アプリ画面はこんな感じです。

温度のアラート通知のほかにも、電池残量が残り少なくなってきた時も通知を出してくれるみたいです。すごーい!
プラケースに取り付けました。
(うにさんの後ろにぶらさがってるヤツです)

結束バンドで固定しているのがかなり不格好なのですが、これは後日改良されています(笑)
ちなみにマグネットでつけていたアナログの温度計(ヒヨコ電球に付属していました)は、初日にうにさんに蹴散らされたので、これも微改良しています。

ヨシ……これで一応ノックアウトされることはない ※動かないとは言っていない

この日は家族が在宅していたので、うにさんから少しの間だけ離れて買い物に行ったのですが、その間もアプリで温度を監視していました。
温度が上がってきたら「ブランケット1枚外してくれる?」という連絡を家族に送れたので、ワンオペ育雛状態が少しだけマシになったかも?(笑)
ちなみに、温湿度計と一緒にハブミニも購入したので、エアコンとテレビのリモコンをスマホに集約してついでにスマートホーム化をしました。

今回は実施していませんが、やろうと思えばさらなるスマートホーム化もできます。
たとえば、ケージの温度が35度を超えたら自動でエアコンが作動するようにする…とか!
何はともあれ、夜間うにさんがちゃんと眠れているか不安になる問題はこれで解消しました。
温度が監視できたらそれはそれで気になるので、実際は深夜遅くまでアプリを眺めて結局寝不足になったのですが……(笑)
「プラケース内の温度差」問題
4月7日㈪ ☀【気温】最高19/最低11度
この日は注文していたシードと粟穂が届いたので、小松菜と一緒にプラケースに投入!
(うにさん暇すぎて前日まで自分のうんちつついてました……ごめんね……)
ガン無視される小松菜(たぶん食べ物として認識されていない)
どつきまわされるアナログ温度計

このようにプラケースの奥と手前に1個ずつ温度計を設置していて気付いたことがありました。それは……
プラケース内で温度差がある
しかもうにさんはSwitchBotの温湿度計を設置している奥側にいることが少ない。
そのため、手前の温度がわからないのが不安になってしまいました。

ひとつ解決したらまたひとつ問題が生じる……(心配性)
温度管理無双~どこにいても快適を約束する三点観測~
4月8日㈫ ☀【気温】最高20/最低10度
追加注文していたアイテムが届きました!
またまたSwitchBot 温湿度計です。

わかりにくいのですが、2台目は「温湿度計プラス」ではなく「温湿度計」を選びました。
プラスよりも千円弱安い代わりに、少し小さくて壁にかける穴がついていない仕様。
機能は変わらないので、これを購入したのでした。
ぼくがかんがえたさいきょうの三点観測温度管理体制

右手前が新しく購入した温湿度計です。
(ゴミが入るのは望ましくないかなと思って上部のセンサー部分をマステで塞いでいましたが、うにさんが齧るのであとで剝がしました)
1台目の温湿度計も設置方法を変えてスッキリさせました(笑)
アプリ画面はこんな感じです。

プラケース内で最も暑い場所と寒い場所を測定できているので、この2つの温度の中間が30度前後になればいいかなあという感じで見ています。
アナログの温度計はうにさんに近づいて声かけるときにチラッと見る用(笑)
これもSwitchBotに変えたい気持ちはあるのですが、今のところこれで何とかなっているので様子見状態です。
これでうにさんの保温環境はおおむね完成ですദ്ദി(⩌ᴗ⩌ )
さらなる快適ぬくぬく環境のための微調整
うにさんはプラケースの左前あたりにいることが多いようでした。
しかしここ、奥側と比べて温度が上がりにくくベスト温度にしにくいのです。
(手前の温度を上げようとすると奥側が暑くなりすぎてそれもよろしくない)
そういうときは、こうしていました。
カイロをぺたり。

じんわりあったかくて、寄り添って気持ちよく寝ていました(たぶん笑)
一人餌を促すための試行錯誤で、最近エサ皿を大きいものに変えました。
そうすると、うにさんの定位置が変わってエサ皿と温湿度計の上に座ってることが多くなったんですけど、ここってプラケース内で最も寒い場所なんですよね。
なので、今はここにカイロをぺたり。
※掃除中でカイロ貼ってない写真ですみません

それから、うさ暖ヒーターは元々養生テープで貼り付けていましたが、ブックエンドで立てる方法に変えました。
1日を通してかなり暖かくなってきた4月下旬の今日この頃、プラケースにベタ付けしてると温度が上がりすぎることが増えたんですよね。
ブックエンドを使うとプラケースにベタ付けしたり離したり調整できるので便利です。
うにさんをお迎えした4月初旬は30度に保温できずに苦戦したものですが、1ヵ月もしないうちにどんどん暖かくなり、今ではうさ暖ヒーターを離したり、夜間はカイロを剝がしたり(おやすみカバーをかけると熱がこもって温度が上がる)、暑くなりすぎない工夫と監視が求められる日々になりました。
まだ保温器具はフル稼働していますが、どれかを切っても保温できるようになる日が近いかもしれないですね^^
まとめ
前編・後編と長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます!
お迎えベストシーズンといえど、雛(特にオカメインコ)にとっての春はまだまだ寒く、しっかり保温するための工夫が必要だと学びました。
管理人はとぽが使った保温アイテム
✅パネルヒーター:足元ポカポカ。しかし単体では4月の気温に太刀打ちできず。
✅ヒヨコ電球(60W):サーモスタットで制御できるので温度が上がりすぎる・下がりすぎる心配がなくて便利。しかしパネルヒーターと合わせても目標の30度に届かず……(プラケースの中に入れるのは絶対ダメです!)
✅うさ暖ヒーター:これがなければ保温環境が完成しなかった。4月上旬は38度の面をプラケースにベタ付けしていたが、4月下旬の今現在は30度の面をやや離して使用中。
✅SwitchBot温湿度計:夜間・外出中・家事や入浴中に温度が監視できない不安とサヨナラさせてくれた神アイテム。個人的には今回のMVP(笑)将来的に他の家電と連動させることもできそう!
✅カイロ:一部だけちょこっと温めたい時に活躍中。
保温アイテムではないですが、ブックエンドはヒヨコ電球を引っ掛けるにも、うさ暖ヒーターを立てかけるにも大活躍しました。
ブックエンドに加えてプラケースを囲っているパーテーションの材料も100均で揃えたので、100均様様ですねദ്ദി^ᴗ ̫ ᴗ^₎
保温アイデアを求む誰かの参考になれば幸いですが、必要な保温器具はプラケースの設置環境や雛をお迎えする季節で当然変わります!第一に雛の様子を観察して、ぬくぬく快適な環境を作っていきましょうね!
それではまた!

最後までお読みいただきありがとうございました!
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